【世界ランク更新情報】東佐江子が世界トップ50へ初ランクイン

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シリーズAジャカルタ大会の優勝で、世界の注目が高まる東佐江子選手。

11月18〜20日に開催された「KARATE1シリーズA 2022ジャカルタ大会」を経て、世界ランキングが更新された。

女子形で金メダルを獲得した東佐江子(大阪経済法科大学4年)が、一気に世界ランク44位に入り込んだ。
東は兵庫県出身、糸東会の五誓会で励む。東大阪大学敬愛高校卒で、2021年にアンダー21で初のナショナルチーム入りを経験、そこから今年の全日本学生で3位など成長を見せている。

今回、糸東会のサポートを受けて大会に挑戦。メダルを目標に臨んだなかで、嬉しい優勝となった。「糸東会や、親のサポートのお陰で出場することができたので、感謝の気持ちが一番大きかったです。ですが、嬉しさと同時にやっとスタートラインに立てたという気持ちもあります。たくさんの方に応援してもらえることを当たり前と思わずに、これからも上だけを目指して頑張りたいです」とコメント。今後シニアナショナルチーム入り、世界での活躍を目指す。今回のランク更新で、世界ランクのトップ選手のみが出場できるプレミアリーグの出場可能性が大きく高まった。

また女子形では、岩本衣美里(クリーンコーポレーション)がトップ32内へ再浮上。大内美里沙(同志社大学3年)もトップ50に入った。

男子形で金メダルの舟田葵(帝京大学3年)もトップ50に。カデット時代から国際大会の実績十分の実力者、今回シニアで初のトップランク入り。

組手では男子組手-84kgで優勝の嶋田力斗(東翔)が9位で、自身初めてトップ10に入った。男子組手-67kgの中野大輝(三重県スポーツ協会)は自己最高の20位まで上昇。男子組手+84kgの吉村郁哉(京都産業大学職)がトップ50内に初めて入り、自身初のプレミアリーグ出場の可能性が大きく高まった。

■最新WKF世界ランキング
https://setopen.sportdata.org/wkfranking/ranking_main.php#ranking

■KARATE1シリーズA 2022ジャカルタ大会 日本選手結果まとめ
女子個人形:東佐江子 金メダル
女子個人形:岩本衣美里 銀メダル
女子個人形:大内美里沙 銅メダル
男子個人形:舟田葵 金メダル
男子個人形:大槻瑛士 銅メダル
男子個人形:池田竜晟 5位
男子個人形:佐藤優輝 7位

女子組手-55kg:中村しおり 5位
女子組手-61kg:久住呂有紀 7位
男子組手-60kg:近藤世渚 銅メダル
男子組手-67kg:中野大輝 銅メダル
男子組手-67kg:稲垣明 2回戦
男子組手-75kg:鈴木舜士 9位
男子組手-84kg:嶋田力斗 金メダル
男子組手-84kg:森優太 銀メダル
男子組手-84kg:江藤純哉 3回戦
男子組手+84kg:吉村郁哉 銀メダル
男子組手+84kg:安藤大騎 3回戦

■メダルマッチの動画は世界空手連盟YouTubeにて
https://www.youtube.com/@WKFKarateWorldChamps/streams

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