【JKF情報】佐久本嗣男氏に武道功労章 鏡開き式・武道始め

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武道功労章を受章した佐久本嗣男氏(中央・左)と武道優良団体の全日本空手道連盟近畿地区協議会・津本延孝書記長(中央・右)。両章受章を祝う全空連関係者。

1月9日(月・祝)、(公財)日本武道館主催による「鏡開き式・武道始め」が日本武道館において開催されました。

武道功労表彰式では、空手道からは武道功労者として佐久本嗣男氏(全日本空手道連盟常任理事・75歳)が表彰されました。
沖縄出身の佐久本氏は、現役選手時代には7つの世界王者になり、指導者としても多くの世界王者を育ててきました。2008年からは、世界空手連盟(WKF)の技術委員会委員長を務め、そして TOKYO2020 オリンピックで、佐久本氏が指導する喜友名諒選手が金メダルを獲得。また、昨年12月には全空連公認9段位が授与され、二重の喜びとなりました。

また、全日本空手道連盟近畿地区協議会が武道優良団体として表彰されました。近畿地区協議会は1981年に設立。近畿2府4県を統括し、地区の選手権大会や少年大会開催などを通じて、競技力の発展や青少年の健全な育成に貢献してきました。

その後の鏡開き式では、鎌倉時代軍装による着初式を披露。大将軍には日本武道館常任理事の山谷えり子氏が扮し、鎧着初め・三献の儀・出陣を演武しました。
各団体の模範演武では、空手道からは、佐久本氏の教え子である世界大会団体形2連覇の上村拓也、喜友名諒、金城新(一般社団法人劉衛流龍鳳会)による迫力あるアーナンが演武され、特に分解でのその迫力に会場から大きな拍手が贈られました。

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