6月10日、「KARATE1プレミアリーグ2023福岡大会」大会2日目。
この日行われた女子組手3階級、男子組手2階級のうち、日本勢は女子組手全階級で決勝進出を決めた。
女子組手-61kgでは、嶋田さらら(国士舘大学)が決勝へ。準々決勝で久住呂有紀(帝京中学高校職)、準決勝で鈴木眞弥(日本空手松涛連盟)と、日本選手同士の試合に勝利した。
-68kgでは、釜つばさ(同志社大学)が決勝へ。開催地に近い九州、熊本県から多くの応援団が駆けつける中で躍動。準決勝では最後の最後までもつれる試合で勝負強さを見せた。
嶋田、釜の両選手とも伸び盛りの大学生、プレミアリーグ初優勝へ勢いづく。
+68kgでは、齊藤綾夏(AGP)、澤江優月(テアトルアカデミー)の2選手が決勝進出を決めた。齊藤は準決勝で世界選手権王者のガルシア(スペイン)に、澤江は準決勝で世界ランク1位のソフヤ(カザフスタン)にそれぞれ勝利して決勝へ進んだ。
また-68kgの染谷香予が3位決定戦へ。
男子組手は苦戦する中、-84kgで福岡県出身の江藤純哉(大分市消防局)が気を吐いた。予選リーグを勝ち上がり、準々決勝ではオリンピアンのフルダシェフ(カザフスタン)に勝利。だが準決勝では、この階級で今最も注目のアルファジャリ(ヨルダン)に敗れ、3位決定戦へまわる。
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