2028ロサンゼルスオリンピック 空手は選ばれず

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10月16日、国際オリンピック委員会(IOC)が総会を開き、2028年ロサンゼルス五輪の追加競技として大会組織委員会から提案された5競技を一括承認した。この中には、空手は含まれなかった。

承認されたのは、野球・ソフトボール、フラッグフットボール、クリケット、ラクロス、スカッシュの5競技。

2028年ロサンゼルス五輪において、空手は開催都市提案の追加競技としての採用を目指していた。昨年2022年時点ではその候補である9競技の中に空手は含まれていたが、最終的には残念な結果となった。

なお、総会の前に世界空手連盟(WKF)は10月7日、空手不採用の情報を各国・地域の競技団体へ通知。全空連(JKF)はWKFの発信を受け、10日に報道向けに南澤徹専務理事の名前で次の通りにコメントを発表した。

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 ロサンゼルス2028オリンピック追加競技候補に選考されなかったことは、多くの空手関係者にとって大変残念なことです。
 私たち全日本空手道連盟は、これからも空手の普及発展および競技力向上はもとより、学校教育での普及等を通じて青少年の育成に力を注ぎ、社会に貢献して参ります。
 「Break Through Through(ブレークスルー)~伝統に革新を~」のスローガンのもと、守っていかなければならない大切なものを見失わず、進化してまいりたいと思います。
 ロサンゼルス2028オリンピック種目採用を目指しご尽力くださいました多くの方々のご苦労に敬意を表し、心より御礼申し上げます。
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 空手は2021年に開催された東京2020オリンピックで追加競技として初めて実施され、日本選手がメダル3個を獲得。次回の2024年夏のパリオリンピックでは行われないことが決まっている。
 一方で、IOC主催でユース年代のオリンピックである2026年のダカールユースオリンピック(セネガル)、アジア・オリンピック評議会 (OCA)が主催でアジアの総合競技大会である2026年の第20回アジア競技大会(2026/愛知・名古屋)で、空手は実施種目として決定している。

■10/16 IOCホームページのニュース記事(英語)

■10/7 世界空手連盟からの各国・地域競技団体への通知(英語)

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