連載トレーニング特集「トップアスリートを支えるトレーニング法」12月号~2月号は形編(基本形・指定形用トレーニング)です。

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好評連載中の「トップアスリートを支えるトレーニング法」。この連載特集では、昨年12月の全日本空手道選手権大会男女形にて史上初の夫婦で日本一を獲得した西山走(かける)選手&大野ひかる選手(ともに「KARATE1プレミアリーグ2022・2023」年間王者、大分市消防局)、また同大会女子組手にて優勝した澤江優月選手(テアトルアカデミー)をはじめ、複数名の空手トップアスリートのトレーナーを務める大場瞬一先生(REA×GROW代表・福岡県田川市、理学療法士・大分県空手道連盟医科学委員会委員)が、形・組手競技に役立つ効率的なトレーニング方法を紹介。

トレーナーの大場先生は、2012年より大分県空手道連盟の国体チームトレーナーを務め、2015年からは全日本選手権の大分県代表チームトレーナーに就任、また同年からは、大野ひかる選手の個別トレーニングを開始し、2017年からは西山走選手の個別トレーニングも行っています。2018年からは、両選手が出場するのプレミアリーグなど国際大会での専属トレーナーも務めています。

現在は、TEAM REA×GROWとして、西山・大野・澤江選手のほか、女子形の清水那月選手(株式会社1&Dホールディングス)、男子組手の小崎友碁選手(佐賀県スポーツ協会)、江藤純哉選手(大分市消防局)、女子組手の片山花女選手(九州産業大学職員)のトレーニングも指導しています。

本年3月号~5月号の西山選手&大野選手モデルでの形編PART1に続き、10月号からは形編PART2を掲載中。

今回の形編PART2では、形競技に役立つ

・柔軟、各部位の可動域拡大
・極めの強化(ぶれない身体)
・パワーの強化
・スピード強化
・基本形・指定形用トレーニング

などのトレーニングメニューを紹介してもらいました。

モデルには、西山選手・大野選手と同じ大分市の秀徳会(佐藤重徳師範)で稽古をしている佐藤凛子選手(大分市立大東中学校1年)を起用しました。
佐藤選手は、全少では4度の優勝を経験、また本年2月に北海道で開催された第2回全少選抜でも6年生女子形で優勝しました。4月からは中学生になり、8月の空手WEEKに行われた全中(全国中学生空手道選手権大会)に出場し、1年生ながら準決勝ラウンドに進出。さらに、同じ8月に行われた全日本空手道連盟剛柔会全国大会にも出場し、中学生女子形の部で優勝しました。佐藤選手は「もっと稽古して自分の型を追求していきたい!」と話します。

10月23日発売の12月号は、その佐藤選手をモデルに基本形トレーニング編で「全空連基本形一(剛柔流・ゲキサイ第二)」用のトレーニングです。

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