2024年5月19日 清水希容、選手生活最後の演武

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★技の一つひとつに感謝の気持ちを込めて。これからも「空手家・清水希容」稽古は一生★

空手女子形の清水希容(ミキハウス)が、競技生活から退くことを表明。5月19日、尼崎市記念公園ベイコム総合体育館で開催された「(一社)全日本実業団空手道連盟 第4回⻄日本地区大会」において、選手として最後の特別演武を行なった。

競技引退の情報は、5月13日に所属のミキハウス、(公財)全日本空手道連盟がリリース。緊急発表となった19日の特別演武に、多くのファン・関係者が駆けつけた。
演武は開会式後の競技開始前に行われ、清水選手はチャタンヤラクーサンクーを演武。会場中が見守る中の演武、最後の礼を終えると、会場は温かい拍手に包まれた。

清水選手は演武後、「この時間と空間を皆さんと共有できたことをとても嬉しく思っています」と、演武の機会をいただいたことに深く感謝するとともに、これまでの支援と応援への感謝の気持ちも語った。

▼清水希容・選手生活最後の演武▼

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清水選手は大阪府出身。2011年から全空連ナショナルチームで活躍し、世界選手権2連覇、全日本選手権7連覇、そしてTOKYO2020オリンピックでは銀メダルを獲得。日本空手界最初のオリンピックメダリストとなった。その後も2023年のアジア競技大会で金メダルを獲得し、同大会史上初となる大会3連覇を達成した。

技の力強さ、姿勢の美しさ、そして強い気持ち、全てがこもった演武が持ち味。自身の競技選手としての挑戦、そして今も、彼女は空手道の奥深さを探求する。常に自分と強く向き合い高めていくその姿が、形演武を通して多くの人の心を打っている。

選手生活からは退くが、今後も「空手家・清水希容」として稽古に励む。技の追求、自身を高めることに変わりはない。

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