7月23日発売(9月号)の連載「先生の特別授業」は「群馬県立高崎商業高等学校」の寺島寿先生です。

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寺島寿先生

6月27日(木)、連載「先生の特別授業」の取材で群馬県高崎市の「群馬県立高崎商業高等学校」を訪れました。

群馬県の中心都市であり、日本一のだるまの産地である群馬県高崎市。県立高崎商業高校は県内で最も古い歴史を持つ商業高校です。同校空手道部は、1960(昭和35)年4月に空手道同好会として発足しました。

現在は、赴任6年目となる寺島寿(てらじま ひさし)先生が監督を務めています。群馬県渋川市出身の寺島先生は、空手は6歳から日本空手協会渋川支部「渋川空友館」で始めました。渋川高校2年次と3年次にはインターハイ個人形連覇。2年次には全国高校選抜団体形でも優勝しました。青山学院大学文学部教育学科へ進学、大学4年次に群馬県教員採用試験に合格(中学校)し、県内の中学校に勤務(3年間は人事交流事業で高校に勤務)しました。

その後、38歳で高校の教員採用試験を受け直し合格。沼田女子高校、渋川青翠高校の順で勤務し、2019年から高崎商業高校に赴任、国語科教諭として勤務し、現在空手道部監督を務めています。

「部活での指導者になってからは、生徒主体であるということを念頭に置いて指導しています。生徒が自らの課題を捉え、どんな方法で克服していくのかを考え、努力を重ねていける環境を作ることが指導者の使命だと考えています。今の高商空手道部は、高校から空手を始めたズブの素人もいれば、カデット形の世界チャンピオンもいるという状況の中、それぞれがそれぞれを尊重しているというのは誇れることだと思います。近年、上位大会の入賞校を見ると私立高校ばかりです。そんな中、県立高校としてはよく頑張っていると思います。部としての目標は、県大会での全種目制覇・完全優勝、全国大会での団体戦上位入賞です」(寺島先生)。

寺島先生にご自身の空手歴、指導法、今後の展望などをお聞きしました。

詳細は7月23日発売のJKFan2024年9月号に掲載しています。

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