【女子団体組手】 大混戦必至! 日本はヨーロッパの強豪を超えられるか?
日本は昨年の世界選手権で準優勝。シードでグループBに位置する。そこにトルコ、ドイツというヨーロッパの強豪国が入り、予選から注目の試合が続く。今年のヨーロッパ王者・ドイツは軽量級から重量級まで各階級の世界ランクトップ選手がメンバーに名を連ね、戦い方の幅が広い。トルコもベテラン・若手と戦力が充実している。
混戦必至のグループになった。この中で上位2チームに入ると準々決勝へ進むことができる。
グループを勝ち抜いた準々決勝ではグループCのチームと対戦。コソボ、イタリアなど伏兵が潜む。勝ち抜くと準決勝はグループAまたはDのチームと対峙するが、ここは予想がつきにくい混戦になるだろう。
グループAは昨年の世界選手権3位のクロアチア、今年アジア連覇を達成したベトナム、前々回の世界王者エジプトが鎬を削る。
また、グループDは熾烈だ。昨年の世界王者スペイン、プレミアリーグ王者を要するチリ、選手層の厚い中国、アフリカの雄・モロッコ、そして2018年の世界王者フランスとどこが上がるかわからない大混戦。ゲストのアンジェリカも「タフなグループ」とコメントした。
【男子団体組手】 日本は死のグループに!アジア王者の誇り胸に超えていけ!
男子団体組手は、昨年の世界選手権優勝がヨルダン、僅差で準優勝がエジプトである。ヨルダンは昨年優勝メンバーは残り強力だが、コーチのモハメド氏がサウジアラビアに移籍。戦略面で少しダウンが見込まれる。
一方、エジプトは今年のプレミアリーグで3種目の年間王者を輩出、さらに先日の世界アンダー21でも重量級で新たな猛者が続々と実績を残し、今回の優勝候補筆頭と言える。
そのエジプトのいるグループBに日本が入った。さらにトルコ、スペインといった選手層の厚い強豪国が偏り、文字通り「死のグループ」が結成された。先のアジア選手権で猛烈な勢いで9年ぶりの頂点を極めた日本。アジア王者の誇りを胸に、いま再び世界を驚かす。
日本はグループを勝ち上がれば、準々決勝ではグループCのフランスまたはカザフスタンとの対戦が濃厚。準決勝ではヨルダンかイタリア、イランあたりが見込まれ、決勝は再びグループBの強豪国が勝ち上がってくる可能性がある。
ともかく日本のいるグループB、どの試合も目が離せないシーソーゲームになるだろう。
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