不定期連載の「マスターズへの道」。
2025年1月号は、本年2024年の日本スポーツマスターズ長崎(佐世保)大会・男子組手7部で、通算3度目の優勝を果たした中村秀司選手(70歳、神奈川県、空手道誠和会会長・師範)です。
東京都世田谷区出身の中村選手は、「とにかく軟弱でひ弱な少年だった」と話します。
空手道は、強さを求めて大学入学時(東京薬科大学)に始め、大学を卒業後は横浜の病院で薬剤師として働き始めながら、全空連には加盟していない沖縄実戦空手道場で稽古を積みました。
そのため、44歳にして初めて神奈川県国体県予選軽量級に出場するという競技では遅咲きの選手でした。
マスターズ大会は、2001年の第1回宮崎大会から出場し始めましたが、第4回大会で準優勝はあったものの、なかなか優勝はできませんでした。それでも、その後の怪我の影響(功名)で強烈な左の刻み突きを身に付け、それを武器に戦術を徹底研究。2016年の秋田大会で念願の初優勝を果たしました。
現在は、神奈川県空手道連盟のマスターズ部会部会長を務め、生涯空手の普及にも尽力している中村選手に空手道人生をうかがいました。
詳細は、2025年1月号(11月22日発売)に掲載いたします。ご期待ください。
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