12月21日(土)〜22日(日)の2日間、東京都の日本空手道会館において「令和6年度スポーツ庁委託 令和の日本型学校体育構築支援事業 学校空手道実技指導者講習会」が開催されました。
同講習会は、中学校の保健体育授業において、伝統文化である武道の指導を充実するために、空手道の指導者としての資質向上を図るための講義及び実技指導を行い、学校における武道指導の充実を図る目的で、空手道授業を担当する授業協力者等を対象に行われるものです。同講習会には19名が参加、特に今年度からは外部指導者育成を見据えて大学生も受講可能となり、初めて2名の大学生が参加しました。
講習会は来る1/25日(土)〜26日(日)の2日間、高知県高知市城西中学校でも開催される予定です。
《講習内容》
1日目
<解説>
「学校体育における武道指導の在り方について」綱島毅・スポーツ庁政策課教科調査官
<指導実践>
「武道の特性・成り立ち・伝統的な考え方、礼法、立ち方」小山正辰・全空連学校武道推進委員会委員長
「特別支援学校における指導法」佐藤賢一・東京都立墨田特別支援学校主任教諭
「突き・受け、前屈立ちでの移動」野中史子・高知市立潮江中学校主幹教諭
2日目
<講義>
「学校武道推進事業の取組みについて」日下修次・全空連顧問
<指導実践>
「簡易な約束組手(受け・突き)」野中史子・高知市立潮江中学校主幹教諭
「基本形一のグループ発表会と評価について」豊嶋建広・麗澤大学客員教授、井下佳織・麗澤大学准教授
「創作組手のグループ発表と評価について」松原光・学校法人松韻学園福島高等学校校長