★日本の高校生が世界で強さを見せた!★
1月10日〜12日、ジョージアにおいて「KARATE1シリーズA2025トビリシ大会」が開催。今年最初のWKF公式国際大会で、83の国と地域から1022名の選手が参加した。
この大会で、シリーズA初挑戦となった女子組手-55kgの崎山紬(高松中央高校)が金メダルを獲得。準決勝ではヨーロッパ選手権優勝などの実績を持つアンナを下すなど、7試合を勝ち抜いてのシリーズA初出場初優勝となった。
高松中央高校3年・18歳の崎山。今回のシリーズA優勝は、日本の高校生で女子では史上初の快挙、男子を含めても史上2人目である。崎山はこの優勝で世界ランクトップ50位内に入り、3月に開催されるプレミアリーグへの出場濃厚、世界のトップランカーたちに挑んでいく。
また、男子個人形で印口翔太(国士舘大学)が初優勝を飾った。鹿児島県立明桜館高校から国士舘大学に進んだ大学4年生。シリーズAは4度目の挑戦で、自身初のメダル獲得が金メダルとなった。
男子個人形では、岡本拳(青森県競技力向上本部)が銀メダル、渡邊湧斗(同志社大学)が銅メダル。女子組手-55kgの原田明莉(国士舘大学)、男子組手-75kgの鈴木舜士(株式会社MKM)が銅メダルを獲得した。
組手18歳、形16歳から出場できるシリーズA、世界への登竜門と言える。今年は以下が予定されている。今回、崎山が高校生優勝を果たしたように、次なる高校生の挑戦にも期待が高まる。
・2月 シリーズA キプロス大会
・9月 シリーズA オーストリア大会
・10月 シリーズA マレーシア大会
【世界空手連盟YouTube動画】
https://www.youtube.com/@WKFKarateWorldChamps/streams
【日本エントリー選手】
女子個人形:岩谷小豆 4回戦
女子個人形:中島風花 4回戦
男子個人形:印口翔太 金メダル
男子個人形:岡本拳 銀メダル
男子個人形:渡邊湧斗 銅メダル
男子個人形:大畠虎太郎 準々決勝
男子個人形:高尾隆希 4回戦
女子組手-50kg:石原水晶 3回戦
女子組手-55kg:崎山紬 金メダル
女子組手-55kg:原田明莉 銅メダル
女子組手-55kg:向井瑠杏 準々決勝
女子組手-61kg:色川華音 4回戦
女子組手+68kg:杉田菫 3回戦
男子組手-60kg:伊東大希 4回戦
男子組手-75kg:鈴木舜士 銅メダル
男子組手+84kg:森優太 4回戦
KARATE WORLD TV [Youtube]