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平成13年6月27日 活動報告 |
報告者 西村 誠司
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■内 容■
4月の選考会を兼ねた合宿と違い、本格的に取り組んだ合宿だった。東京世界女子空手道選手権大会選考会も合わせて実行された。女子組手選手層としてはずいぶん若返ったようだ。また、馬場、迫選手の勇退でトップランカーが不在の選考会となり、藤岡、宮本の両選手が際立っており、重量級が不安な陣容といえる。しかし、若手を育てていかなければ、今後も日本チームのメダル獲得はないので、若手起用の選考会選出となった。
次に井上、中山両コーチが東京女子世界大会までの練習時間不足を嘆いていたが、フラッグ方式の大会に加え、決勝戦での分解組手披露にも頭が痛いようだ。
男子組手は山本コーチのみっちりと厳しい基本トレーニングにもベテラン勢は、要領を得て気合が入っていた。新人はこれほどまでに基本に時間を費やしたことがないのだろう。必死の形相で頑張っていた。また、香川コーチの対人練習では怪我などの理由で休みがちな選手も、片手だけでも、片足だけでも動かせる間はやらせるトレーニングでこれまた久しぶりに気合の入ったトレーニングを行っていた。
小生は、新しいルールによるキック多様の試合となるので、世界大会のことを考えキックテクニックバリエーションを指導する。国内大会はけりに対して厳しい判定を下すので、出しにくくなっているが今後は新しいルールの下、多様が予想される。また、投げ、崩しも同様であろう。次回の合宿では崩し業の指導を行いたい。
■成 果■
毎日のミーティングで世界を目標にした日々を送ることを強調している。女子では前回全員メダル獲得したが、現在はトップ選手の引退で厳しい現実があること。男子では組手選手は国内での試合要領では、世界大会についてけないので、ナショナルチームメンバとして世界大会での必勝法を独自開発して、研究し取り組んでいかなければ、メダルは獲得できないことなどを選手にアピールした。7月での東京女子世界大会、秋田でのワールドゲームスなど新ルールでの内容を、ナショナル全員に見学させてやりたいところである。
今回の合宿で香川コーチの精神力向上、絶対に引かない心など持つよう厳しく指導したことを、世界に向けて自分がメダルをとりに行くんだとの精神が、芽生えれば技術、選手の底辺は大きく日本はあるので、必ず優勝できるに違いない。
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大会・活動名:第2回全日本ナショナルチーム強化合宿
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日
程
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6月9日(土)
13:00 /
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ホテルB&G集合 |
13:30-16:30 /
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深川小学校体育館練習
指導:山本 / 基本・移動・連続移動基本技
指導:西村 / キックテクニックバリエーション
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17:30 /
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夕食 |
18:30-19:30 /
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ホテル会議室にてミーティング
(筋力データ・プライオメトリックトレーニング解説・津山強化担当挨拶・前田監督世界に向けて挨拶)
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10日(日)
6:30-8:00 /
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早朝練習・3キロメートル走記録・プライオメトリックトレーニング |
8:30 /
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朝食 |
9:30-12:00 /
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午前練習 (中村学園高校体育館)
形チーム指導:井上 / 中山
組手チーム指導:山本 / 打ち込み・足裁き、コンビネーション
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13:30-17:00 /
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午後練習 (中村学園高校体育館)
女子組手選考会 (東京女子世界空手道選手権大会)
男子組手練習指導:香川 / 自由組手・持久力養成トレーニング
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17:30 /
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ミーティング (練習内容反省・試合の反省) |
18:00 /
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夕食 |
11日(月)
6:30-8:00 /
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早朝練習 (川べりの5キロメートルランニング)
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9:30-12:00 /
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午前練習
指導:井上、山本 / 形・組手に別れ指導・対人練習・ステップワーク
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13:00 /
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昼食・解散 |
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