記載者 阿倍恭久(27歳・車好き・恋人募集中)
第35周年記念ワシントン州国際空手道選手権大会 in シアトル
期間:2002/5/1-8日(8日間)


西村誠司(ナショナルチーム強化コーチ・福岡大学空手道部 監督)
松元和成夫妻(鹿児島県代表・近代工学部監督の実兄「そっくり」・個人形)
チャンプ井出社長(西村誠司組手テクニックセミナー英語版セールスの為210本完売)
国分利人(全日本優勝2回・世界大会準優勝・居眠りの利・重量級)
阿部恭久(北海道代表・東日本実業団準優勝・空手と車だけが生きがい・軽量級)
藤村卓樹(2001アジア大会優勝・軽量級・現地女性空手選手と一方的婚約!?)

このメンバーでのアメリカ8日間の旅、珍道中をお楽しみ下さい。


 国分、阿部、藤村羽田に集合。国分は、小さいトランク一つで登場!!その荷物の少なさに藤村君もびっくり☆しかぁし!!その後到着した阿部は、なっ、なんとリュック1つ!国分をさらに上回る軽装ぶり。まさか、これからアメリカに8日間も行く人だなんて誰が思うでしょう・・・。 先が思いやられる藤村(23歳くらい)でありました。ちなみに、国分(34歳)阿部(27歳)。
 羽田から成田へ移動し、西村先生が待つソウルへ。ここで、西村先生、松元夫妻と合流しました。
そんな中、松元和成氏と会った瞬間☆☆凍りつく国分、阿部、藤村3名・・・。和成さんと弟和昭とあまりにもそっくり!でびっくり!!「まさか双子!?」と誰もが疑うほどのそっくりぶりでした(笑)

 なには、ともあれ無事シアトルへ出発。
 機内ではそれぞれの過ごし方がありますが、成田からソウルそしてシアトルと15時間もの間、ずっと寝ている男がここに一人・・・。その名も国分利人。機内食も食べずに寝続けていたという・・・。
 しかも、アメリカ入国手続きのとき10分以上も質問を受ける国分氏。さらにその後、荷物受け取り場でも警察に職務質問と・・・。天然というかなんというのか。しかし、入国時に警察につかまったのは、彼一人ではありません。松元和成氏も靴、ベルトを調べられるといった事態に。いくらテロ事件後であっても、1団体6名のうち2名も職務質問とは・・・。しかし、2名で終わらなかったのが空手最強軍団。帰りの出国時にも犠牲になった人が。それは、後ほど。
無事?アメリカ到着です。


この日は、試合に向け練習。西村先生との楽しい!?練習であります。
さっそくですが、藤村君西村先生に金的やられる(><)もがく藤村。冷や汗の他2名。そのわずか15分後。続いて阿部も同じく、き・ん・て・き。(阿部は1月のフランスでも試合前に飛び後ろ回し蹴りをくらい、胸骨骨折を経験したばかり。)

まさに脅威!!Seiji Nishimura

練習終了後、シアトル市内観光。ここでもやってくれました国分利人。観光中の車では、常に居眠り。いつまで寝るのか?国分氏。車に乗って一分もたたないうちに、ぐぅZzz。神業としか言えません。それを見た松元氏、「旅の3分の2は寝てるな。」そのとおり!!人生の3分の2は寝ています 。


 本日も練習。夜はレセプションパーティでした。
 この日チャンプの井出社長が合流。飛行機が3時間も遅れてしまったため、ギリギリの到着でした。(井出社長お疲れ様です。)明日は試合なので、あまり面白いことは控えめに・・・。(やろうと思ってやってるわけではないけど・・・。ねぇ国分氏?)


さすがにこの時ばかりは、皆真剣です。
大会結果
男子団体組手 日本 Vs アメリカ  セレモニー
藤村 12−4 阿倍8−〇 国分2−5  2勝1敗

男子個人戦軽量級
藤村優勝 阿倍第3位

男子個人戦重量級
国分準優勝

個人男子形戦
松元優勝


 この日は、西村誠司先生の組手セミナーが開催されました。選手で参加したのは、チャレンジ阿部のみ。その名の通りチャレンジ!!さっそく投げられて、背中から落ち失神・・・。死にかけ5秒前でした。(ロブスター食べられたけど・・・。)

 セミナーは順調に進行。さすがは西村先生☆☆英語もペラペラ・・・!?と思いきや。腕立て伏せ最中のこと
「チークタッチ、チークタッチ、チークタッチ・・・」
一同、「????」と?顔。
西村先生!!!腕立ては「Chin touch、チンタッチですよ〜〜〜(笑)」
そこで松元氏すかさず一言「時計の振り子か・・?」って・・・。 
そんなお茶目な西村先生のびっくりエピソードでした。


 早いものでもう帰国の日。出国手続きをすませて、さあ帰るぞ!! あれ!?西村先生?警察につかまってます。そして身体検査・・・。これで、この団体3人目です。アメリカ人にはどんな団体に写ったのでしょうか。
またもや松元氏一言「さすが、デンジャラスフェイス」確かに。
ここで全空連悪役顔ランキングの話題に・・。1位は土佐君でした。でも皆、トップ10に入る実力者達ばかりなのが恐ろしいところです(笑)

 無事、日付変更線を越えソウル着。乗り継の前に!ここでも、またまた国分氏のミラクルが・・・。
 ソウルで電話をしようとしていた国分氏ですが、なかなか電話がかかりません。「なんでかからないんだろう?」ちょっと国分氏も怒り気味。そこへやってきた阿部はびっくり!!なんと!!アメリカのテレフォンカードで電話をかけようとしているではありませんか!!しかしそれだけならまだ、かわいいものです。これだけですまないのが国分氏のミラクル!!番号をうつタイプの電話のクレジットカードを入れる場所に無理やりカードを入れてる国分氏・・・。阿部もさすがに、あきれ顔。優しい藤村君は「そんな間違いありますよね」とフォローと思いきや、「でも僕は日本のテレカはここでは使わないですけどね」
と、きついつっこみ。こんなミラクル国分氏にしかできません。それでもやっぱり、機内では寝続けていたのでした。彼の正体はいったい・・・。
なにはともあれ、5月7日21時、日本に帰国。



アメリカシアトル道中記であったのですが、国分利人珍道中記になっているような気がしてなりません。なにはともあれ、皆無事帰国できてよかったです。お疲れ様でした☆