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今回は競技大会で活躍している日本人選手・世界トップファターより、得意技を抜粋して、「トップ選手の技術解説」をメインに取り上げていたいと思います。トップ選手の軽々と極める技の中には、その選手しか使わない、独特の技術が隠されています。そのポイントを分かりやすく、解説して、自分のものとして、使いこなすヒントになればと思っています。 次に「得意技の創り方」では、選手自身が持っている能力を知り、その高い能力を生かした技を開発しなければなりません。身長の差・脚力があるか・手業・足技の得意など分析できることが必要です。もちろん大切な「自分の間合いの作り方」を重要視しないと、全ての宝の技も持ち腐れになります。 この自分の間合いで戦うという事が、勝者への第1条件ですので、大切なポイントですが、突き技・蹴り技の習得よりも「間合い」を確立・つかむ・自分が相手をリードする・などの分野は大変難しく、対人相手の格闘競技なので、ステップを駆使し、相手との空間・タイミング・心の駆け引き・騙し・恐れ・驚き・などを理解して踏まえて行うことが大切です。 トップ選手の技術解説
世界のトップ選手の丹念に作り上げた技ですので、簡単には真似できないと思います。しかし、コツを覚えれば、自分のものに出来るはずです。得意技と言われるまでには、試行錯誤して、繰り返しの練習が必要です。 得意技の創り方の共通点自分の特徴・優れているところを把握し、その長所を最大限伸ばすこと。身長・パワー・スピード・ステップワーク・突き技・蹴り技のどこに、自分を生かせるかを考慮する。 共通して言えることを、書き出してみた。
居つかないコンビネーション
返し技
間合いを制すると言うことは、全ての戦いに通じることで、パワーとスピードが他人より長けていても、タイミングが外れていれば、勝負はOである。相手あっての間合いなので、出来る限り初見の相手とのスパーリングを行うことが大切です。何度も軽いスパーを心がけてください。 西村 誠司
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