西村誠司組手組手テクニックセミナー指導内容

グループ式トレーニング

『打ち込み』・ウォームアップとして

ミット打ち

蹴り 突き
中段蹴り 1分 中段突き 1分
上段蹴り 1分 中段突きのフェイントから飛び込み上段 1分
反応蹴り 1分 中段の反応 1分

ポイント:2人1組で交互に行う。その際フットワークを止めず、また、やみくもに打つのではなく自分のタイミングやリズムを考えて打ち込む。

『反応』

コーナーを回る

・1周目、回るのみ。
・2周目、コーナーで中段。
・3周目、コーナーで突いて蹴り。

円になって真ん中に一人立っての反応

ポイント:中心の人の攻撃に対し、周りが反応して返す。その時もフットワークを止めないようにする。その際、周りは中心の人の動き全体を見て常にプレッシャーをかける。

4人1組での攻防(扇形)

・一本技・二本技・三本技
・相手が前に出た瞬間を返す
・相手が膝を上げて蹴りフェイントをし、膝を下げる瞬間に二本以上で返す。

ポイント:出す技は何でもよく、その際フットワークを止めず、集中力を切らさない。

4人1組での攻防(一列)

・相手の上段突き、中段突き、蹴りを連続で返す。
・突きがきたら蹴り、蹴りがきたら突きで返す。

ポイント:出す技は何でもよく、相手の攻撃をしっかり受けて反撃する。

3方向からの攻防

・相手が前に出てくるのを後の先で返す。
・上段突きを後の先で返す。
・中段突きを後の先で返す。
・前蹴りを後の先で返す。
・回し蹴りを後の先で返す。
・フリーの攻撃を後の先で返す。

ポイント:集中力を切らさず、ステップワークを意識し、相手の攻撃をしっかり受けて返す。1周したら交代。

2人1組での打ち込み

相手が左右に動くのをワンツーか逆突きワンツーで攻める。
10本2セット

ポイント:相手の動きをよく見て動いた瞬間に反応できるようにする。

今回の指導内容で、重要なことと思われる事柄を文章にまとめておきました。この内容で講習を進めていきますので事前に、選手にコピーをしていただくと一層分かりやすいと思います。

生徒には講習中のアドバイスしたことを正しく覚えるために、ノートを持参させてください。覚えようとする自覚、あとでおさらいする材料になるかと思います。練習中にノートを付ける時間を設けます。

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