2004 和道会 第2回全国強化合宿&選手選考会 指導語録
初日 2005年2月19-20日 場所:福岡大学空手道部道場記載者:福岡大学空手道部 部員 安西・矢野
■第一日目2.19(土)
杉浦大輔強化コーチによるウォームアップトレーニング・プライオメトリックトレーニング・基本など数多くのトレーニングを指導しました。特に下半身のスピード・ジャンプ・左右の動きなどは選手全員が、汗だくになり短時間で息が上がる内容の濃いものでした。。続いて村瀬先生による組手講習中心となる内容です。練習内容&ポイント 基本練習
その場突き・移動基本・二人組みでの打ち込み・掛かり稽古- 一発目の技で気合を出す
- 半身に構えるのが大切
- 突きを内側から打つイメージが大切!
- 勝負全て一発目が大事!
- 吐きのリズムが重要(出来ないときはヒザをゆるめるとよい)
- 遠くから構えない
- 芯をくらわなければ倒す事は出来ない
- 自分のペースで1発目を決めていく!
- 構えたとき、つま先を外に向けない!
- 崩しがきた時も軸をまっすぐして前に出ればよい
■二日目2.20(日)
強化合宿二日目の午前中は選手選考会を行いました。午後に試合を見て、特に目に付いたところを中心に村瀬先生による組手指導、杉浦先生によるストレッチ。練習内容&ポイント 二人組みで昨日の動きの復習
掛かり稽古- 軸を標的にし、体を揺さぶる。
- 格闘技は、常に自分からしかけることが大切
- ワン・ツー・スリーで相手のところに入ると安全!
- ふんばっていては技は出せない
- 手を添えるだけ
村瀬一三生先生
- 軸で守って軸で攻撃。
- 吐きのリズムで呼吸を意識すること。
- 自分の得意技を磨く!
- 技は1,2発で終わらないこと。
- 常に流れの中で終わること。
松本俊夫先生
- 自分で軸を作り絶対にやられないと信じていく。蹴りが少ない!
総括 第2回全国合宿を終えて! 西村より
- 全国より和道ナショナルチーム選考会に45名の参加があり、選考会では10名内外の入れ替え・降格・新規参入がありランキングを付けましたが、今後もすべて実力主義で和道カップ世界大会選手決定まで、毎回行います。気を抜くことなく、落ちたものは諦めることなく再度チャレンジし、毎月の合宿には万全の体調で来る事。特別合宿は指名された指定・準指定選手以外でも自己負担参加であれば、受け入れますので、連絡ください。
- 組手技術中心の一泊二日であったが、指導語録の言葉を思い出し、技術においては普段の練習に取り入れ、技を自分のものにされたし、またフィジカル(基礎体力)においては毎日の積み重ね以外、身に付くことはないので、特に普段からの取り入れていく実行力が必要です。空手と勉学・仕事の両立は世界トップを狙う選手は当たり前のことで、時間がない・忙しい・仕方がわからないなどは言い訳に過ぎない。「優勝」という目標を持って、モチベーションをあげて進む事。基礎体力要請は半年前の現在において、しなければならないトレーニングです。
- 「考える空手の実行」いまだに質問が出来ない選手が見受けられるが、少しでも進化する気持ちがあれば、現在の自分の実力の把握をして、どうすれば向上するかを自己啓発すべきです。悩み等があればメールにて問い合わせください。各コーチより返事・回答いたします。