2004 和道会第2回特別強化合宿 指導語録
場所:福岡大学空手道部道場 期日:平成17年3月5日〜8日 3泊4日■2005年3月5日(土曜日)和道強化合宿第一日目
今日は合宿初日で、村瀬先生より前回に引き続き軸を中心とした組手指導が行われました。練習内容&ポイント
二人組で打ち込み- ゆるんだ状態で突いて欲しい。
- いつも相手に対して真ん中をとることを意識すること。
- 軸を守っていればやられない。
- 極めに必ず気合いを入れる。
■2005年3月6日(日曜日)和道強化合宿第二日目
今日は合宿二日目で、西村監督によるメディシンボールを使ったトレーニングやプライオメトリックトレーニングをしました。午後からは引き続き村瀬先生による組手指導が行われました。練習内容&ポイント
二人組で打ち込み- 組手で自分のやりやすいことをすることは相手としては嫌がることになる。
- 相手が誰でも自分のペースで攻めること。
- 攻撃は最大の防御(常に攻撃の体勢で挑むこと)。
- 構えてから攻めるのではなく、構える前から攻める意識をもつこと。
- 自分の得意パターンをもって、それをつらぬくこと。
- 攻撃した後すぐやめない。
- 吐きのリズムを大切に!
■2005年3月7日(月曜日)和道強化合宿第三日目
今日は合宿三日目で、午前中は和道強化選手チーム対近大工学部チームで練習試合を行いました。午後からは引き続き村瀬先生による組手指導でした。練習内容&ポイント
二人組で打ち込みワンツースリーでついて相手をとばす
より足の練習(順突きしてスゥーッと進む)
流れの中で入る練習
- 習ったことをそのままやるのではなく自分の型にはめよ。
- 常に攻めのさらしをしなさい。
- 勝っても負けても自分の試合をすること。
- 一発目をしとめよ!一発目をはずしたらやられると思え。
■2005年3月8日(火曜日)和道強化合宿第四日目
今日は合宿4日目で、西村監督による筋力トレーニングの指導(3km走、池での段差を使った筋力トレーニング)や村瀬先生による組手指導が行われました。練習内容&ポイント
3km走筋力トレーニング
二人組で打ち込み
- やられてもいたい顔をするな!格闘技は常に前に出ないと危ない。
- 間合い、間の詰め方などを考えて練習すること。
- 吐きリズムをいつも意識しておくこと。
- 攻め技は最低二種類もつこと。
- 得意技をもち、それを相手に意識させよう。
- 基礎体力の向上をして欲しい。
- きちんと計画して体作りすること。
総括 第2回特別強化合宿を終えて! 西村より
- 近畿大学工学部との交流試合で得た、間合い・相手に対するプレッシャー・連続攻撃等の完成に和道選手はまだの感があり、地元での練習に意識して練習に取り組む事。
- 5月の全国合宿・6月の最終選考合宿には指定・準指定選手は全員参加なので、気を抜かず、体力・筋力・空手技術のレベルをあげ、ワールドカップ日本代表選手を勝ち取るモチベーションを持つ。
- 2005和道ワールドカップ世界大会優勝が目的であるので、やはり、地元での練習の中に、世界大会のビデオ等の研究によるビジュアルトレーニングを欠かさない事。
ヨーロッパの外国人選手特有の「動き」のリズムを研究し、本選での戦いに備える事。