9月5日、荒川スタンリー(STANLY)和道会道場は、タミルナドゥ州政府とインド政府の規則と規制に従い、稽古を再開しました。
荒川スタンリー和道会道場は、1980年代、錬士の故・スタンリー・クルーズ・ブラフ(Stanly Cruz Brough)先生が文化活動ビザを取得し来日、日本の偉大な指導者である範士の故・荒川通先生に教えを受けたことから始まります。前田利明先生(JKF 和道会副理事長)と西村誠司先生(同常任理事)にも特別に指導を受けました。
スタンリー先生は全身全霊で技術を修得し、帰国。タミルナドゥ州に荒川スタンリー和道会道場本部を設立しました。
20名の道場生から始まった道場は、タミルナドゥ、ケララ、アッサム、西ベンガル、グジャラートなどに支部ができ、道場生は1,000 名を超え、現在も増え続けています。
2016年にスタンリー先生が亡くなると、インドの全道場生からの推薦で、私がJKF和道会本部から、支部長として認定されました。
現在、チェンナイ道場は毎日、平日の夕方と週末朝のクラスで稽古を行っています。
私は志村耕一先生(JKF 和道会事務局長・荒川道場師範)とJKF和道会本部がある東京の多くの先生方から支援を受けて指導にあたり、有段者を増やすために力を尽くしています。
目標は、和道の技術をインドに伝えることです。できるだけ多くの道場生を連れて訪日し、JKF和道会の認定を受けたいと願っています。
荒川スタンリー和道会道場
支部長 ドナルド・タイソン
JKF和道会五段位
ドナルド・タイソン先生
鏡に映った姿を撮影