2006福岡大学空手道部海外交流合宿inハワイの所感
今年も、福岡大学の海外交流合宿に行ってまいりましたので、ご報告申し上げます。
現世界大会チャンプのジョージ・小高、世界大会二連覇・二階級制覇(世界初)のエリサ・アゥ選手の在籍するIKF・国際空手道連盟の小高忠三会長とは、USAナショナルチーム指導の関係から、友好的な交流があり、今回、九州にジョージとエリサを二度にわたり、お呼びして、サマーキャンプを開催しましたので、彼らの素晴らしい選手としての技量・人格に感銘し、ぜひ、福岡大学空手道部の選手諸君にも会わせたいと思い、思い切って申し込みしました。
初めての、お願いにもかかわらず、小高会長は、暖かく接していただき、迎入れてくださいました。この合宿の成果としては、世界トップ現役選手であるジョージ、エリサを含めフィンランド世界大会に出場する5名もの選手が、IKFに在籍しており、その、大会前の調整練習に参加できたこと、わざわざIKFの小規模な大会であるが、福岡大学のためにトーナメントを開いていただいて、海外試合も体験できたことなどがありました。
参加部員にとっては、全てが、トップクラスの選手としての、練習振り、生活振りが体感・視察・合同練習・試合を体験できて、近年にない内容の濃い合宿となりました。参加した選手諸君は、小高先生以下IKFの皆さん、小林浩康先生の、ご親切(毎日の5台に及ぶ送迎・練習会場確保・打ち上げでの超豪邸での打ち上げ会・観光での手配)を肌で感じてくれたことと思います。ハワイの皆さんが、福岡大学に来られることがあれば、恩をお返しすることを、しっかりと心に刻んでもらいたいと思います。
最終日に、台湾で、パスポート・航空チケットを紛失した者がおり、入国に戸惑ったハプニングはありましたが、全員無事に、合宿を慣行出来ましたことは、引率者として、ほっとしているところです。
この紙面を借りまして、ハワイにてお世話になった、小高先生以下IKFの皆様に、お礼を申し上げます。有難うございました。これからも、ぜひ、交流を続けていただきますようお願い申し上げます。
ご自愛ください。
福岡大学空手道部 監督 西村誠司