2005 USA OPEN KARATE CHAMPIONSHIPS

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山下 胡桃選手による大会日誌
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4月18日(火曜日)

2006 USオープン国際空手道選手権大会報告

大会名:2006 LASVEGAS USA OPEN KARATE CHAMPIONSHIPS
期日:2006年4月13日-19日(大会は15-16日)
場所:アメリカ合衆国ネバダ州ラスベガス CAESARS PALACE ホール
大会参加国:35ヶ国・参加人数:1200人

2006年4月13日―19日まで、アメリカ合衆国ネバダ州ラスベガス市にて、2006USオープン国際大会に行ってきましたので、ご報告申し上げます。

アメリカ空手道連盟エグゼティブディレクター、ジュリアス・テアリー氏より、アメリカ連盟主宰2006オープン大会を開催するに当たり、日本選手の出場を依頼されました。大会は老若男女どなたでも階級(153クラス)が用意され、メインのナショナルトップ階級には優勝賞金(優勝で$2,000)が授与される画期的なものです。

今大会は、4回目になりますが、毎回、ますます参加者数が、増えています。今年は、イタリアナショナルチームのトップ選手(男子形個人04世界大会優勝者)を始め、世界重量級組手優勝ロシアのグェルノフ選手、フランスナショナルチーム選手など、素晴らしい選手が、参加しています。
さて、大会成績は、日本チームのジュニアが素晴らしい活躍で、数多くのメダルを獲得して、普段の力以上のものが、出たことだと思います。また、今大会の特徴であるナショナル賞金クラスには、現世界チャンプが目白押しで、日本より出場した若者は、大変厳しい戦いでしたが、勉強になったことと思います。

今大会には、第一回から、参加しておりますが、小生の参加目的である、ジュニアには世界に対する、扉を開いてあげること。世界の空手に夢と憧れを持ってもらう。また全日本ナショナルを目指す若者は、日本の空手から、戦いの中から世界の空手の研究を行うこと。を達成できたと確信しています。

今後、ますます国際社会化する中で、空手道も、日本というナショナリズムを確立して競技に望む時代になってきました。われわれも日本の空手道から世界の空手道にチャレンジしていかなければなません。

その意味でも、国際大会に、参加し、今後の空手道向上に役立つものと確信しています。

2006年5月7日
西村 誠司