和道会指定選手派遣・感想文
ドイツ遠征を終えて −てっぺんへの導−
(株)エヌケーシー 松久 功
まずはじめに、和道会連盟よりご配慮頂き、このドイツサマーキャンプに参加させていただけたことを感謝し、この場をお借りして御礼申し上げます。誠にありがとうございました。
このキャンプに参加させていただき一番感じた事は、皆、練習を楽しんでいるということです。中には80歳を超えるお婆ちゃんまで真剣に取り組んでおり心を打たれました。日本のことわざで「好きこそものの上手なれ」という言葉がありますが、熱心に取り組んでいる姿を目の辺りにするとあるべき原点を見たような感じでした。
幼少時には持っていた気持ちが練習を重ねていくうちに、練習=きつい、しんどいと言う図式が出来上がってしまい、大切なものを心の下のほうから引っ張りだすような、そんな感じが致しました。
練習を受けさせていた中での感想は、多様なコンビネーションを取り入れていることです。場面場面を想定し、相手が動作したときの対処法を主に練習として取り入れてました。そういう一つ一つの集合体が今のヨーロッピアンスタイルだということが分かりました。逆を返せばプログラムにない形の技を繰り出せば対処が遅いと言うことになります。例の一つとして海外の選手は2モーションですばやく入るスタイルを得意としています。練習中海外の選手と試合をするとき、1モーションで入ることを心がけ実践したところ、やはり反応がよくありませんでした。実際練習に参加させていただけた事によって冷静な判断ができ、自分なりの分析ができたと感じました。
10月に行われる世界大会を前にへ大きなステップアップと大きな自信がつきました。これは芦原先生を初めとし、御配慮いただいた和道会連盟の先生方、西村先生、ドイツ連盟先生方のご尽力の賜物と感じております。
最後になりましたが貴重な体験をさせていただき本当にありがとうございました。