2006ドイツ国サマーキャンプinラベンスブルグ

和道会指定選手派遣・感想文

感想

東京農業大学 主将 白土 大輔

ドイツでは全体的に準備体操はなく、最初からアップとして軽く動かすことから始まりました。日本ではこういった事はなく、基本がなかったことに驚かされました。色々な海外の人とやり、皆一生懸命で、日本人との違いを見せられました。海外の人たちは、ステップをふみ、リズミカルに攻撃出来ていたが、自分がステップをして攻撃をするときは、リズミカルに出す事ができない。やはりそれは、膝の柔らかさが重要だと勉強させられました。

アップが終わり、次に攻撃を受けてからの返し技の練習が始まり、ステップを踏んでの速い人の攻撃が反応できませんでした。その人の攻撃は、先に手が伸びてくるような攻撃でした。これは、重心の持っていきかたであり、この重心の運び方は難易度が高く、日本のトップクラスの選手も使っている技であります。自分も身につけたいと思いました。練習は、一時間十五分と言う練習の短さだが、みっちりした練習でした。

突きに比べ蹴りの練習量は多いと感じました。けりの練習のなかで膝のやわらかさが重要だと思いました。それは蹴りだけではなく突きにもいえることです。それで海外の人たちは膝が柔軟なのでけりが得意なんだと思いました。これからは世界に通用するために、けりのコンビネーションの練習をしたいと思います。

松久さんの試合を見て、自分にはない客を味方につけるようなあの蹴り技、地味ではあるが相手を止める中段突き、試合への思い、これらがそなわっている松久さんはすごいなと思いました。

自分に足りないものは、入り方、間合いの取り方がまだ未熟なんでこれからはこの部分を集中して練習に取り組みたいと思います。

ドイツ遠征で得たものは大きく、初めての海外と言う事もあり、非常に充実した日をおくる事が出来ました。

2006年8月10日 場所ラベンスブルグ体育館
ヨーロッパオープン・マスターカップ国際大会 成績表

優勝 松久 功
緒戦 対ドイツ 8-0
二回戦 対インドネシア 10-2
準決勝 対オーストリア 11-3
決勝 対ドイツ 7-2
白土 大輔
緒戦負け 対ドイツ 1-9