8月2日(土) 観光・帰国 さようならラベンズブルグ
- Part.1
- Part.2
今日は観光です。
古いお城に行きました。中にはたくさんのお部屋があり迷子になりかけました。
いたるところにある、壁画がリアルで少しビビりました。
一番印象に残ったのは王様の部屋でした。椅子が立派だったけど思ったより狭くてちょっとがっかり。
たくさん歩き回って、トレーニングをしているようでした。
800年古いお城にて
メースブルグメインストリートにて
佐々木海旅日誌より
≪3MAN AND 1WOMAN No メーンスブルグ≫
予定していた5日間の全セミナーが、昨日で終了した。
サマーキャンプは当初の目的が、1日4時間以上のセミナー参加を計画していたので、
十分な練習時間が取れ、思った以上の内容であった事が大満足だ。
今日はゆっくりと朝食を取り、お世話になった先生方とも、最後の挨拶をした。
昨日、帰国された先生方もおられて、食堂は閑散としている。
5日間、ここでの美味しい朝食が、私のエネルギー元になっていた。
『西村先生、モーニングは全然飽きませんでしたよ。私の好物ものばかりでしたから・・・。』
おかげで、あんなに練習三昧だったにもかかわらず、体重は3キロ増となった。
元々40キロ切っていたので、嬉しい限りだ。スタッフの皆様、大変お世話になりました。
「毎朝の美味しいespresso coffeeを有難う。Simoneさん」
帰国の日であるが、西村先生が、頑張ったご褒美にと、観光に連れて行ってくださるとの事。
西村先生の運転で出発。最高のドライブ日和だ。
車窓からは、緑一色に彩られたなだらかな丘と、トウモロコシ畑、色とりどりの花を一杯飾った古い洋館、全てが光を浴び、キラキラと輝いて美しい。夢のような景色が続く。
デジカメが手から離せなくなる。手当たり次第シャッターを押す。
この景色なら、プロでなくても素敵な写真に仕上がるだろう。しばし酔いしれる。
ラウズブルクから車で40分。観光地メーンスブルクに到着。
そこはまるで、童話の世界だ。お姫様気分で街を歩いた。
雑貨店に立ち寄れば、昔見た童話がズラリと並んでいる。とても綺麗な絵本だ。
西村先生は、等身大の「くまのヌイグルミ」や「シャボン玉を吹くクマ」を見つけては、嬉しそうにクマと2ショットの写真を撮っていた。(くまのヌイグルミが好きなのかな)
こんな時の先生は、スゴクひょうきんで可愛い、まるで子供のようだ。(無礼な表現をして申し訳ありません)
お城の門番です
古城の中を30分以上かけて、ゆっくりと見学した。
当時の姿で、すべてが残っており、昔にタイムスリップした気分だ。
これでドレスを着れば、完璧に中世時代の疑似体験が可能だ。
この古城もドラゴン伝説があるようで、ドラゴングッズがたくさん売っていた。
(私は、無類の「ドラゴン」好きです。ドラゴンキーホルダ購入)
三宅先生はビデオ担当、海君は写真担当。熱心に撮影を続けていく。
古城から下界を見れば、ボーデン湖のウルトラマリン色・瓦のオレンジ色・木々のオリーブ色のコントラストが素晴らしく、心を癒してくれる。
偶然にも空には飛行船が、鯨のように浮かんでいた。
ここは悲劇の飛行船、ヒンデンブルグ号の街なのだ。
日本では、お目にかかる事の出来ない光景に感動。しばし時間が止まった。
『ほんとに綺麗だ。』
お城から眺めたボーデン湖
この後、ショッピングタイム!
先生推薦のアートグラス店に入った。
そこはワイングラス・シャンパングラス・ロックグラス等に、好きな絵柄と名前を入れてくれ、世界でたった1つの「My glass」を作れる。
私も早速、作って頂く事にした。
サンプルの絵柄は面白さが無いので、特注でドラゴンの絵柄を入れる事にした。
見本はさっき購入したキーホルダー。
先生が、店の方に頼んでくれ20分後、ほんとに見事なドラゴンがグラスに浮き上がった。
世界でたった1つの「suzumi glass」の出来上がりです。
がんばった自分に最高のご褒美だ。
(もし皆さんがここを旅されるのなら、本当にお勧めのお店です。)
食事はボーデン湖沿いに並んだ、お店の一角。
オープンカフェで、ステーキと新鮮な魚のガーリック焼き・スパゲティーミートソースを頂いた。
魚・肉料理は、シンプルな味付けでとても美味しい。
デザートも中々のものだ。(カスタードソースをかけたApple pieのようなケーキ)
西村先生と三宅先生はビールを注文。
ボーデン湖サイドのカフェテラスにて
そう言えばドイツに来て、お二人の手からBeer glassが離れる事がなかった。
心地良い風に吹かれての昼食は、現地の人達もお気に入のようで、どのお店も満席だった。
湖に浮かぶ、白いヨットを何隻も見る事が出来た。光の反射で湖面が眩しい。
ボーデン湖沿いを散歩しながら、最後のドイツでの、ひと時を楽しんだ。
帰りは私の運転で、ラベンズベルグへ。
JKCスポーツセンターに帰ってくると、モア先生・スタッフの方々がセミナー終了の打上げ焼肉パーティーを開いていた。ドイツでの最後のパーティー参加。
皆さんとの別れも、滞在期間中良くしていただいただけに、辛いものがあります。
最後まで優しい笑顔を向けてくださった、モア先生・ウルフ先生・スタッフの方々。
モア先生の息子さんも、ハンサムでとても礼儀正しかった。
西村先生を大好きなのだろう。
見つけるたびに、嬉しそうな顔で挨拶をしに傍に来ていた。
モア先生・ウルフ先生・スタッフの皆さん本当に良くしていただきました。
素敵な笑顔をいつもありがとうございました。
お世話になりました。ダンケシェ−ン!!
モア先生には最後まで見送っていただきました。
いよいよお別れのときです
日が経つごとに「Team Nishimura」も仲間意識が高まり、まとまりのあるTeamになってきました。その陰には西村先生の気遣いがかなりあったと感じます。
個性豊かな仲間達、本当にお世話になりました。有難うございました。
皆がいたから、5日間のハードな練習も楽しむ事が出来ました。
「Team Nishimura」解散は少し淋しくもありますが、ラベンズブルグで過ごした時は、自分の記憶から消えることは無いでしょう。
西山すずみ旅日誌は、ここで終了いたします。
つたない文章をご拝読いただき有難うございました。
皆さんも機会がありましたら是非、自分の五感で、この素晴らしいサマーキャンプを体験されてください。
私もいつの日か、もう一度、帰ってきたい場所です。
西山すずみ旅日誌より
帰国日に追記シンガポール編があります。
「マーライオン」フリークの三宅先生に、熱く語っていただきましょう。