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'03 オープン・ド・パリ
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高橋優子の
オープン・ド・パリ日記

1月14日(パリ滞在初日)

1月15日

1月16日

1月17日

1月18日(大会初日)

1月19日(大会最終日)

1月20日(パリ滞在最終日)

1月19日 六日目

 今日は宮本先輩、岩切先輩、万記先輩、国分先輩の試合だ。一試合目はみんな上々だった。宮本先輩はキレもスピードも抜群で何より気合いが違った。これは変なアクシデントさえなければ絶対いけると思ってたら、そのとおり優勝した。決まった瞬間涙がでた。本当によかった。本人はこれで最後と言っていたがそんなこと言わないで続けてほしい。絶対つづけてほしいです。最低でも私が引退するまでは・・。お願いします。岩切先輩も落ち着いていて、中段がバッチリ冴えていた。最後も私が見ている限りでは負けていないと思う。審判がどう見ているのか、どう見えているのかわからなかった。これも私では少し難しいので『西村誠司の空手〜』をみていただきたい。万記先輩も二回戦あたりから良い中段がでていた。相手がよく見えてたと思う。負けた相手はイングランドの選手で大きくて早かった。これも私にはちょっと難しいので『西村誠司〜』へお願いします。国分先輩は強すぎて負けたという感じで、綺麗なハイトウが二発、足払いで反則をとられ負け。なんとコメントしたらいいかわからない。勝負の世界はこれだから怖い。勝負に勝って試合に負けるという言葉があるが、結局は負けになってしまうのだ。残念だった。最後にみんなで写真をとった。写真といえば思い出したことがある。昨日の決勝の前にすごい審判を見つけた。何がすごいというと髪型と眼鏡だ。ドリフもぺーもビックリのしっかりとしたパーマに青いまだらのフチ眼鏡。決勝前だというのにもう釘付けだった。見とれていると話かけられた。そしてまたまた驚きなのが女性であったということ。ここ半年で一番の驚きだった。その人をJKFANのカメラマンに頼んで間近でアップで撮ってもらえるよう頼んだら心良くOKしてくれた。カメラマンはベストポジションをキープし完璧に撮ってくれた。もし許されるのであればいつかこのホームページにのせていただきたいと思う。
 夜はムービースター中橋先生が全員を中華料理に招待してくれた。すごくおいしかった。全部で20万から25万かかったらしい。とんでもない金額だ。これからすこし「〜らしい」が続くが、それはなぜかと言うと私はあんまり憶えてないからであり・・・。とにかく飲んだ。国分先輩も飲んだ。というか飲まされたというか??あまり赤裸々に書くとお母さんが泣いちゃうので、ここはサッと流れだけ簡単に説明し終わることとする。中華の店で、恐れ多くも国分先輩にむかって「夜露死苦!ブンブン!国分!国分!(ブンブン)一杯!(ブンブン)」などとぬかし酒をあおり、店をでてからもずっと歌っていたらしい。ここからは名誉に関わるのでイニシャルで書くがK先輩は吐きまくっていた。行くところ行くところで吐いていたらしい。警察に捕まるところだったと聞いた。そのころ私はというと、万記先輩に引退しないでくれと泣き付いていたという噂。あとは「トルコの馬鹿やろう〜!くそう!」とさけんで泣いていたらしい。恐ろしいことにこれは記憶がある。あと万記先輩も「イングランドくそったれー」と叫んでた気がする。結局万記先輩と信ちゃんに抱えられて帰ったらしい。今夜中橋先生と合宿に入る、特にお世話になった阿部恭久先輩に挨拶もせず失礼することになった。・・なんて最悪な。すいません。そうそう、K先輩はタクシーに乗せられホテルまで輸送されたそうです。ウケます。
 こんな感じで最後の夜は無事(?)終わりました。早くお米が食べたいです。