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 キックテクニック編<最終回>

「後の先」の基本
 理想的にはパンチと同じであるが、キックの場合パンチよりも長めの間合いで返すことになる。パンチは短い間合いで素早く突くことができるが、キックの場合、間合いが遠く且つ重いと言える。だから軽く使うことができ、正中線が確保されて、さらに膝が常に高いところまで上がっていることがポイントである。

ワンツーに対する蹴返し
〜相手のワンツーに対しバックステップし前足で上段蹴りを決める〜

Point 相手に対し押して行き、間合いを深く取る。またバックステップを小さくし、返すタイミングに気を付ける。

フックの蹴返し

〜相手の中段突きに対しての前足ショートフック〜

Point あまり大きく捌くと蹴りが遅れるので、膝で中段突きをつぶすつもりで上げる。

密着してのフックキック
〜相手のアウトにまわり刻み突きを捌きながらのショートフック〜

Point 意外性のある技なので日頃から足癖をつけておかなければ中々できる技ではない。

蹴返しの上段
〜相手の中段前蹴りをステップで流し受けながら上段蹴り〜

Point 相手の前蹴りをまともに受けるのではなく、切り替えの流しで確実に受ける。また切り替えの動作から蹴りまでは流れるように行う。

吸い込んでの回し蹴り
〜相手の刻み突きを吸い込んでの中段前蹴り〜

Point さがる時は上半身で逃げるのではなく、膝のゆるみで相手を受け流す。特に斜に捌いた時と連動して前足の中段に体重を乗せる。

ワンツーを捌いての回し蹴り
〜間合いを大きく取りながらの横からの回し蹴り〜
Point 斜45度のステップインから蹴りまでスムーズに行なう。動作が遅れると相手に逃げられてしまう。
ブロックの蹴返し
〜相手の連続蹴りを見切って、蹴り返しての上段回し蹴り〜
Point 相手の捨て技であるフェイントを見極め、何が本当の技なのかを身体で察知できるようにする。
誘ってからの足刀蹴り
Point 相手が常にさがって受けるようなタイプに有効。虚実でだますためにも思い切りが必要。
蹴返しの足払い

Point 逃げ過ぎて間合いが遠くなっては蹴返しができない。払いを深く行なって相手の体勢が崩れれば足払いをかけずともそのまま決める。