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トレーニング
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戦法
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パンチテクニック
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キックテクニック
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トレーニングとは何か? |
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前回までの特別連載で、アメリカ空手界の現状と、フットボール界における筋力トレーニング方法の研究報告と日本選手の今後の課題などを述べたがそのアメリカ研修の成果を生かすべく、今回から一年間という長期連載を担当することになった。 これから12回にわたり日本選手に求められているパワーとそれに伴うスピードのトレーニング方法、また世界大会で多用されている最新テクニックを分かりやすく紹介していきたいと思っている。 今回はトレーニングとは何か?を中心とするが、メニューとしては Vol.2 道場での人を使った(負荷をかけて)アイソトニック、アイソメトリック 以上のような内容で連載予定である。 全国の空手マン&ウーマンの諸君!ぜひ最後までお付き合い頂きたい。
効果的トレーニングを行うには ではいかに効果的にトレーニングを行えばよいのか?それも空手道競技に役立つものでなければならない。まず、筋力トレーニングの原則等を知らなければならないが、『継続は力なり』の精神を守ることが前提である。技術は練習において養われる。例えば自転車に乗れる人は何年たっても乗れるもので忘れるものではない。しかしながら、筋力、体力は日々のトレーニングを通じてしか高められない。この両立を図るためにも綿密な計画と実行が必要なのは言うまでもない。要はやる気と根気に楽しさを加えていくことが大きなポイントである。 まずはトレーニング計画から! 筋力トレーニングといっても目的によって様々あるので、良く考えて頂きたい。例えばやせていて当たり負けする選手は筋量を!太っていてもパワー不足の選手は筋質を!スタミナ不足の選手であれば持久力を!それぞれアップするように目的を明確にすることが取り組みやすい。 次に、何度も言うが継続すること。プロフットボール選手などはオフに作り上げた最大筋力を移動の多いシーズンの中でも週2回の筋力トレーニングを行ないキープしている。参考例として、現在、福岡大学空手部の監督を務めているいるので、そこで行わせている一週間の練習計画を(表A)掲載する。シーズン中の練習メニューであるが、筋力トレーニングは上半身と下半身に分けて、休養を充分に与え、やりすぎに気をつけている。 大切なことは、あくまでも空手道の競技力アップのためのトレーニングであって、筋力だけのトレーニングに偏らないことだ。また空手道は全身運動なので総合体力(筋力、持久力、柔軟性、平衡性、協応性、敏捷性など)をバランス良く高めることである。表Aでは筋トレと空手練習を同じ時間につないでいるが、できれば一定の時間を休養に当てたほうがメリハリのある練習になるだろう。 表A 福岡大学空手道部週間練習計画
トレーニングの原則! @筋力(筋量)養成 Aパワー(筋質)養成 B筋持久力養成 筋力養成には漸進的過負荷の原則があり、これは回数と重量を増やしていくことだが、あせらずに正しいフォームを保たなければならない。3セットを目安とする。また1日の筋力トレーニング時間は60〜90分に押さえ集中して行なうべきで、空手道の練習に影響が出てはならない。もちろん記録を付けることは目安となりやりがいが出てくる。 次号からは表Aの各種トレーニングを写真を豊富に使い、分かりやすく紹介していく。 |