和道会指定選手派遣・合宿日誌
ドイツ遠征 8月12日 −ドイツ観光−
福岡大学 一年 塩満 さやか
この日は1日かけて西村先生にドイツ観光に連れて頂きました。朝10時頃に宿泊先のスポーツセンターを出て、そこから車で2時間半ほどかけて、世界でも有名なノインヴァンシュタイン城へ行きました。ノインシュヴァンシュタイン城のあるフュッセンの街はスイスとドイツの国境沿いに位置しており、ロマンチック街道を始め、ヨーロピアンな街並みが広がっていました。私達は、時間の関係上ノインシュヴァンシュタイン城の中に入っての見学は出来なかったので、外からノインシュヴァンシュタイン城を見学することにしました。お城への行く道では、途中の小さなお店でドイツ名物のソーセージを買って、それを片手にチケットを買って送迎用のバスに乗りました。
バスを降りて、自分たちで歩いて近くの大きな吊橋から城を眺めました。そこには、よく絵葉書で目にする光景がそのまま広がっており、とても幻想的な風景でした。その風景に心酔いしれながら今度は城の外回りまで行ってみることに。近づくにつれてドンドン城は大きくなり、あまりの高さにカメラのフレーズに収まらない程でした。また、城の大きさだけでなく城の中央の壁に描かれた画の美しさにも感動しました。
そして、お城の見学を終え、帰りは馬車を使いました。やっとで通れるような小道を馬の蹄の音を聞きながら下っていく。この時ばかりは、いつもにぎやかな選手5人も無口になり、物思いにふけりながら風景をみていました。それにしても松久先輩はヨーロッパが似合うと思いました。ドイツ・ヨーロッパを堪能したら、また2時間半の移動。選手のほとんどが熟睡してしまっていたが、それだけの長い道のりを西村先生は1人で運転して下さっていました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
この日の夜は、グンター・モア先生の案内でドイツの国境を越え、スイスの街で行われた地元の祭りに行きました。会場についてすぐ、「ドーン・ドーン」という聞き覚えのある音に驚きました。それはなんと、花火でした。最初はドイツ岸から何発もの花火があがり、次はスイス岸から、最後にはセンターからもあがり、空一面の花火に本当に感動しました。
また、夜ご飯には西村先生お勧めの地元料理「ケバプ」を食べました。今日一日で本当にたくさんの思い出を作ることが出来ました。