和道会指定選手派遣・合宿日誌
ドイツ遠征 8月9日 −ディスコでの侍魂−
東京農業大学 主将 白土 大輔
朝起床は8時。ご飯を食べ、9時からMr.Ottoさんの指導のもと練習が始まった。
準備体操はなく、最初からアップとして軽いフリーの組手から始まりました。日本ではこういった事はなく、驚かされた。色々な海外の人とやり、皆一生懸命で、日本人との違いを見せられました。海外の人たちは、ステップをふみ、リズミカルに攻撃出来ていたが、自分がステップをして攻撃をするときは、リズミカルに出す事ができない。やはりそれは、膝の柔らかさが重要だと勉強させられました。アップが終わり、次に攻撃を受けてからの返し技の練習が始まり、ステップを踏んでの、早い人の攻撃が反応できませんでした。その人の攻撃は、先に手が伸びてくるような攻撃でした。これは、重心の持っていきかたであり、この重心の運び方は難易度が高く、日本のトップクラスの選手も使っている技である。自分も身につけたいと思いました。
ここで練習開始から、1時間15分で一部練が終わった。1時間15分と言う練習の短さだが、みっちりした練習がでした。 続いて、11時30分から、Mr.Azadiによるミット練習を行った。そこでは、けりのコンビネーションの練習をした。日本ではそんなにけりの練習をしないと言うくらいしました。それで海外の人たちはけりが得意なんだと思いました。
これからは世界に通用するために、けりのコンビネーションの練習をしたいと思います。
12時45分に終了し、美味しい昼食を頂き、西村流筋トレが始まり、筋トレのコツを教わりました。息を吐くこと息を吸う事が大事と言うのを学びました。
これですべての練習が終わり、午後からは、フリータイムで、町に出て風情のある町を見ながら、買い物をした。その後ケパブとビールを頂きました。大きさに少し驚かされましたが、非常に美味しかったです。帰り道に道に迷い、スイスの人と出会い、ディスコにいっしょに行き、日本にない盛り上がりを体感しました。
今日1日の練習で、得たものは大きく、初めての海外と言う事もあり、非常に充実した1日をおくる事が出来ました。